独自のDLLが、通信I/Fモジュールの役割を担います
Visual WAOは、Windowsフォームアプリケーションを、インターネット環境上で動作させる「Webシステム開発の新テクノロジー」です。無料の開発ツールで自動生成した「Visual WAO DLL」を配置するだけで、優れたユーザーインターフェイスを高い生産性で開発できるWindowsフォームを使って開発したシステムが、インターネット環境上で動作する「Webシステム」となります。
Visual WAOのWebシステムの構造
開発者は、Visual Studio上で3層構造(クライアント、アプリケーションサーバー、データベースサーバー)のWindowsフォームアプリケーションを開発し、クライアント側とアプリケーションサーバー側に「Visual WAO DLL」を配置します。Visual WAO DLL は通信I/Fモジュールの役割を担い、クライアントとアプリケーションサーバー間の情報交換を行います。つまり、Visual WAOは、Windowsフォームアプリケーションをインターネット環境で動作させる新技術です。
DLLを自動生成する「開発ツール」は無料
Visual WAO DLLは、Visual WAOの「開発ツール」により、簡単に自動生成できます。 Visual WAOの開発ツールは、ホームページからのダウンロードにより無料提供しています。
開発キットのダウンロード
開発ライセンス(1ライセンス)の他に、インターネット環境で動かす時に必要な実行ライセンス(3ライセンス/クライアントライセンス)、Visual WAOの開発方法が良く解るサンプルプログラムをセットにした「Visual WAO 開発キット」をご用意しました。 開発キットは無料で、使用期限もありません。 まずは、使ってみて、WindowsフォームによるWebシステム開発を体験してみてください。
利用時の「実行ライセンス」が有料
無料のVisual WAOの開発ライセンスは、テスト検証用の実行ライセンス(3クライアントライセンス)も一緒に提供しています。アプリケーション開発途中のテスト検証にはこのライセンスを利用することができます。完成したアプリケーションの稼働時には、製品版の実行ライセンスをご準備ください。
インターネット環境で高速通信を可能にするVisual WAO
ブラウザでは、入力フォーム内のデータをサーバーとやりとりする場合、フォーム情報とデータベース情報の両方をサーバーよりダウンロードしなければなりません。つまり、通常はクライアントの「画面単位」で情報交換を行います。このため、データ処理に時間がかかり、サクサク動くC/Sシステムに慣れたユーザーには大きなストレスとなり、レスポンススピードはWebシステムの弱点の一つだと言われてきました。
しかし、Visual WAOは、クライアント側の画面の「項目単位」で通信を行いデ-タを取得するため、少ないデ-タ量で済み、効率よく速いレスポンスで通信が行えます。例えば、表の1ヶ所の数値を変更した場合には、以下のとおり、ただちに表全体を計算し直して、全体を変更します。
- 「変更された数値情報」のみを、アプリケーションサーバーに送る。
- その数値に関係するすべての計算を行う。
- 結果をデータベースサーバーに書き込む。
- クライアントへ反映する。
Visual WAOで開発したWebシステムは、上記(1)~(4)のプロセスを瞬時に実行します。 このように、Visual WAOのWebシステムでは、従来のWebシステムの弱点とされてきた処理スピードを独自通信I/Fモジュールの開発により、C/S同等と言い切れる妥協を許さないレベルに改善しています。
クライアントとサーバー間における「データ通信方式」の比較
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