VBをWEB化する (VBマイグレーション)

「Java化」や「仮想化」以外の選択肢は?

多くの企業で、VB.NETやC#で開発された「C/S資産(クライアント サーバシステム)」が、今なお現役で活躍しています。企業が長年にわたり、知恵と資金を投入し作ってきた、業務ノウハウが詰まったアプリケーションです。

一方、ITの急速な進化は、その活用を支えるIT基盤に影響を与え、調査会社のIDCによると1980年代まで主流だったメインフレームおよび端末を「第1のプラットフォーム」、その後のC/Sシステムを「第2のプラットフォーム」とし、今まさに「第3のプラットフォーム」の時代が始まり、2020年にはこの「第3のプラットフォーム」が主流になると言われています。

そのため企業においては、今後、社内システムに対してクラウド、モビリティ、ビッグ・データ、ソーシャル技術の4つのキーテクノロジーをいかにうまく導入し、「第2のプラットフォーム」から「第3のプラットフォーム」へと、いかに進化させて行くかが求められます。

このような中期的な視野に加え、もともと「クライアント管理から解放されたい」、「情報をリアルタイムに共有したい」といった目的でC/S資産をWeb化する流れもありました。BPCを踏まえたクラウド化のニーズも高まっています。ここへきて、C/SのVB.NET資産やC#資産のWeb化の流れはますます加速してきています。

「Java化」を選択する場合の課題

VB資産をWeb化するには、Javaを使うというのが一般的な手段です。すなわち、1から開発をし直すことです。高額な開発コストと長期にわたる開発期間がかかることは避けられません。また、インターフェースが変わってしまうため、ユーザー教育も必要となります。

しかも、クライアントの操作環境はブラウザになり、C/Sシステムと比較すると、レスポンスの遅さはいかんともしがたいところです。更に、開発はベンダに依頼するにしても、稼働後の細かな修正くらいは従来通り自社内で行いたいもの。そのためには、社内の人材の再教育も必要となります。

できれば「Java」でやりたくない・・・これだけの理由

VB.NETやC#で開発されたC/S資産をWeb化(VB マイグレーション)するにあたって、「Java」で再開発する方法の気になる点をまとめました。もっと良い選択肢は無いのでしょうか?

  • 高度な開発コスト
  • 長期にわたる開発期間
  • 使い慣れたインターフェースの変更
  • C/S同等のレスポンス速度が見込めない
  • エンドユーザーの再教育
  • 言語の変更による技術者の教育

「Visual WAO」という選択肢

VB.NETやC#のC/S資産をWebシステムへマイグレーションする場合、「長年のノウハウが詰まった使い勝手は変えたくない。」、「コストを抑え、開発期間も短縮したい。」、「レスポンススピードも妥協できない。」など多くの課題に直面します。

このような難題に応えるのが、Visual WAOという選択肢です。
一般的に、C/S資産をWeb化する場合、1からの作り直しとなるスクラップ&ビルドとなります。作り直しには、いかに今までの操作性を維持するか、今までのレスポンススピードに近づけるか等、Web化にあたり操作性とレスポンススピードの劣化を最小限に抑えるために費用や時間がかかってしまいます。

一方、Visual WAOは、現状C/S資産を有効活用し、Webシステムにリフォームするという選択で、操作性やレスポンススピードの劣化も起こりません。

「VBマイグレーション」の 新しい手法

Visual WAOを用いたWeb化は、まず、C/S資産を、クライアント、アプリケーションサーバー、DBサーバーに3層化します。

具体的には、Visual Studio上で、既存.NETアプリケーションに新規プロジェクトを1つ追加し、既存のプロジェクトファイルをクライアント側、新規のプロジェクトファイルをサーバー側と考え、既存プロジェクトファイル(クライアント側)の中のビジネスロジックに相当する部分をすべて新規プロジェクトファイル(サーバー側)へ移行します。

もしくは、既存プロジェクトファイル自体をコピーした新規プロジェクトファイルを作成し、各々をクライアント側、サーバー側と考え、不要部分となるクライアントのビジネスロジック部分、サーバー側の画面情報部分を削除することで3層化ができます。

3層化を行った後は、無料で利用できる「 Visual WAO の開発ツール 」を使って、Visual WAO のDLLを自動生成します。これらをクライアント側とアプリケーションサーバー側に配置をすれば、Web化が完成します。

既存資産を活用するメリット

Visual WAO を使えば、現在のVB資産やC#資産をそのままWeb化することができます。クライアントのインターフェースが変わらないので、新たな教育も必要ありません。また、Web化で問題となるレスポンススピードも、Visual WAO DLLがI/Fモジュールとして働き、Web化に伴う劣化を解決します。修正や追加開発もこれまでと同じ、VB.NETやC#の言語で実施できます。

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